WinHEC 2016 深センでHWベンダーとの協業について大きな2つの発表がなされた模様です。
一つは Windows10 ARM版の発表
もう一つはProject Evoという、Intelとの協力プロジェクトとなります。
それぞれ、CPUベンダーのIntel、ARMとの協業なので、抜かりなくやっていく。という感じですね。
Windows10 ARM版
昔ARM向けWindowsとしてWindows RTというのがあったのですが、Store Appのみが許可されたWindowsの膨大なアプリを利用できないという欠点があり、3年程度で終息していました。
今回はその轍を踏まないようにソフトウェアx86エミュレーション機能を載せてきたようです。
先日話題に上がったHWx86エミュレーションの前にソフトウェアで実装してくるところがなかなか先回りした感じですね。Snapdragon830で更にHWエミュレーションが入ってくれば更にスピード感が増しますね!
Project Evo
UltrabookというPCが昔ありましたが同じような形です。
Wintelで規格を用意し、個社の対応を楽にする形のようです。
UltrabookのころはセントリーノブランドでCPU展開していたので、同様にCPUブランドの戦略になるんでしょうね。
PCの価格帯が下がると思われ、楽しみな戦略ですね。
音楽:In Captivity