Office365では、ログイン後に最初に表示するページをユーザーが選択できる機能があります。
以下URLにログインすると例えばOutlook.comへ自動遷移したりする機能なのですが、この機能が2019年3月よりなくなり、すべてのログインはOffice.comへ遷移するように変更されるようです。
Office.comといっているのは以下ページですね。
最初に表示するページを選択することができなくなる。とお伝えしましたが、設定としては以下の形です。
右上の設定ボタンから、スタートページをドロップダウンで選択することができます。が、portal.office.comからの変更は2019年1月時点でうまく動作しておらず、OneDrive for Businessから同設定を変更すると動作する形です。
【portal.office.comからは動作しない】
設定画面を閉じると元の値に戻ってしまいます。
【OneDrive for Businessからは変更可能】
設定画面の作りが少し異なり、保存するためのボタンが付いています。
この機能が廃止される経緯として、portal.office.comのページ上で様々な情報を眺められるようになったことが大きいようです。
確かにトップによく使うアプリが表示され、下部にはよく使う場所などが表示されるため、直接アプリに飛ばさせる必要は薄くなっているのかもしれません。
【portal.office.comの下部】
影響はそんなに大きくない可能性が高いですが、利用している場合はユーザーへ画面遷移が変わることを伝え忘れないようにしましょう。
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