Office365 トライアル機能をユーザーが利用できるようになるようです

リリースから数年を経て、いまだ活発に更新され続けているMicrosoft Teamsですが、今週末よりTeamsのトライアルを各ユーザーが個々に実施できるようになるようです。

Flow,PowerApps,SharePoint(各P1)やPlanner、Office Online、Swayを契約しているテナントが対象となるようですが、もともとTeamsは単独契約のない製品となっているため、利用してもらってOffice365群を利用することによる利点を知ってもらおうという方針なのかもしれません。

日本では情シが管理者となって利用可能なITを統制するケースが多いのでちょっとなじみが薄い方法に思えますが、ボトムアップでより良い環境を訴求していくことができるようになるため、方向性はかなり良いのではないかと思います。

なお、初期はユーザーがTeamsサイトにアクセスるとトライアルへ誘導されるとのことですが、管理者側で今まで同様に利用できないように制御することも可能です。

管理センターのサービスとアドイン、ユーザーが所有するアプリとサービスからゆざーが試用版のアプリとサービスをインストールできるようにする。という項目をオフにしておけば、利用の制御を管理者側で行うことができます。

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なお、トライアルが有効となっているのはTeamsのみで、サービスとアドインのMicrosoft Teams内、ユーザー/ライセンスの種類による設定がオンになっていてテナントでTeamsが利用できる状態となっている場合のみ有効になる模様です。

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現在はTeamsのみですが、徐々にほかの機能もトライアルの対象となるようです。
トライアルを実施させたくない場合は設定をオフにしておく必要があるかもしれません。

音楽:Memory of Fanelia