Teams の Web 会議には、組織内のユーザーのみならず、組織外部のユーザーを含める機能が搭載されています。
この組織外のユーザーが利用できるようにする設定は管理者のみが実施することができ、テナント全体の動作を変えるのみでした。
外部のユーザーが利用できるようにしておけば、匿名での会議も開催できるようになります。以下の図のようなイメージですね。
この機能が進化を遂げ、テナントの設定から開催者ごとのポリシーの変更となる旨がメッセージセンター上でアナウンスされていました。
設定の範囲が会議ごとになるのか、人ごとになるのかはこの中では述べられていないのですが、この機能を有効にするためには PowerShell を用いる必要があるとのこと。
Teams 管理センター上では会議 - 会議設定にある参加者の項目を細かな単位で制御できるようになるということですね。
この機能がテナント全体での設定になっていると、外部参加は拒否するポリシーが選択されやすい状況だったのかもしれません。
例えば人事の人に権限を与えて匿名会議を許可するようにできれば、リモート面接など用途に応じてその権限保有者が決定できるためやりやすくなりますよね。
この機能は 12 月には利用できるようになるので、ぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。
今後こういった一部のユーザーに選択させるようなインターフェースが増えると、移譲が行えるので管理の取り回しが非常に楽になります。
ぜひ今後もこういった機能は増やしていってほしいですね。
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