Windows OSを会社内などで利用する際によく嵌るケースとして、Proxyの設定がうまく適用できないというものがあります。
うまく適用できないというのは、通常のブラウザでのWeb閲覧はできるけれども、Windows Updateが行えないとったケースを指しているのですが、これはブラウザとシステムがアクセスする際のAPIが異なっているためなのです。
システムがアクセスする際のAPIはWinhttpというもので、ブラウザからのアクセスはWinInetというものとなるため、その名称で聞いたことがあるケースもあるかもしれません。
今回、Winhttpに関して、マイクロソフトのサイトで面白い内容を見つけたので共有したいと思います。
簡単にいうと、タイトルの通りで、グループポリシーでWinhttp設定を配布する方法が説明されています。
具体的には、Winhttpの設定を行うと、以下のレジストリの値が変わるため、このレジストリの値をGPOでばらまいちゃおうという内容です。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\Connections
このレジストリの内容はバイナリのため、バイナリを配れということなのですが、マイクロソフトがこういったことを勧めてくるのは珍しいです。(バイナリをテキストでやり取りせよ。ということなので、普通はやらないですよね。)
苦肉の策のようにも見えますが、公式説明したことに意義がありそうですね。
これを機にGUIやGPOで設定できるようにならないかなぁ。。。
音楽:ゆめのこもりうた