Windows Active Directoryの構成(Windows Server 2019版)

Adcive Directoryのインストールが終わったら次はActive Direcotry ドメイン サービス構成ウィザードです。

と、その前に、ADドメインで利用するDNSが決まっていない場合は、インストールしておきましょう。

役割と機能の追加ウィザードでDNSサーバーを選択します。

f:id:mohessu:20180415152223p:plain

ツールのインストールを確認されるので、これも合わせて入れておきます。

f:id:mohessu:20180415152246p:plain

増える機能はDNS サーバー ツールのみ。DNSサーバーが一台目であれば入れておきましょう。

f:id:mohessu:20180415152431p:plain

機能説明は特に変わらず。そのままインストールに進んでいきましょう。

f:id:mohessu:20180415152543p:plain

f:id:mohessu:20180415152811p:plain

5分ほどでインストールが完了するので、インストールが終わったらActive Direcotry ドメイン サービス構成ウィザードを起動します。

AD DSの項を開き、上部に表示される黄色地の帯右側のその他をクリックします。

f:id:mohessu:20180415154310p:plain

タスク詳細の操作にこのサーバーをドメイン コントローラーに昇格するリンクが出るので、これを押しましょう。

f:id:mohessu:20180415154446p:plain

するとウィザードが表示されるので、新しいフォレストを追加するを選択します。
ドメイン名は内部利用なので、なんでも良いのですが、昨今のクラウドサービスとの統合を踏まえると、外部ドメインとしておいた方が都合がよいかもしれませんね。
後で変更することはできますが、ちょっと手順が煩雑です。

f:id:mohessu:20180415141606p:plain

次にドメインのレベルを選びます。
デフォルトレベルはWindows Serverとなっています。

f:id:mohessu:20180415141813p:plain

旧バージョンの機能レベルも選ぶことができますが、Windows Server 2016向けのものがありません。

f:id:mohessu:20180415141842p:plain

確かにWindows Server 2016ではなぜか「Windows Server Technical Preview」となっていたので、この点を直したのはわかりますが、やっぱりCALが一本化される兆候なのでしょうか。
なお、DSRMのパスワードは復元時に利用するパスワードとなるので、忘れずに控えておきましょう。

f:id:mohessu:20180415154037p:plain

続いてDNS オプション。
最初のインストールでは親ゾーンは見つからなくても問題ありません。
そのまま次にいきましょう。

f:id:mohessu:20180415162019p:plain

NetBIOS名入力です。最近はTCP/IP DNSばかりなのでおまじない程度で考えてもいいのかと思います。
自動入力されるので、入力済みの名前がドメイン内で被らなければそのまま行きます。

f:id:mohessu:20180415162102p:plain

AD DSのログやデータベースの場所を指定します。

f:id:mohessu:20180415162140p:plain

 内容を確認したら前提条件のチェックに入りましょう。

f:id:mohessu:20180415162301p:plain

前提条件チェックでは、DNSサーバーで親ゾーンが見つからない。というものは新規導入の場合必ず出ます。(上から2番目)

一番上の警告は、、、残念ながら404エラー!(サイトがなくなったようです)

http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=104751

見る限り、セキュアな方に倒したので古いサーバーはつながらない。といっているだけなので、そのまま読み飛ばして大丈夫ですかね。NT4が残っているなら注意が必要です。
なお、IPアドレスが動的になっているともう一つ警告が表示されます。
サーバーなので、IPアドレスは固定にしておきましょう。

f:id:mohessu:20180415165132p:plain

【404エラー、、、】

ちょっと可愛目なエラーです。

f:id:mohessu:20180415174221p:plain

インストールが終了したら利用ができる状態になっています。
GUIの線が太くなったのは、一時的なのだと思いますが、この辺りもFluent Design Systemが適用されてくるのでしょうか。どうなるか見ものですね。

f:id:mohessu:20180415192224p:plain

f:id:mohessu:20180415173846p:plain

音楽:月下美人