Azure 仮想マシンの強制再起動が行われるようです。

年一くらいのスパンなので、すでにあることを忘れている人が多くいるのではと推測するのですが、Azure IaaSにおいて、仮想マシンがメンテナンス再起動の時期になったようです。

[告知] 再起動を伴う仮想マシン メンテナンスのご案内 – Japan Azure Technical Support Engineers' Blog

メンテナンスは10月から順次開始され、Azureの規定に沿ってリージョンペアが片系ずつ再起動対象にされるとのこと。

なお今年のメンテナンスでは、バーチャルマシンを管理者のタイミングでバージョンアップする「セルフサービス」という機能が追加されています。

詳細はこれからとのことですが、仮想マシンの一覧にはメンテナンスという列が追加されており、メンテナンス可能期間に入ると再起動を行うためのボタンが配置されるとのこと。うまく利用することでユーザー影響を最小化できますね。

【Azure PortalVM)】

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ところで、今回のバージョンアップでAzureの基盤システムはWindows2016にバージョンアップするとのことです。

すべてのサーバーがWindows2016ベースとなることで、環境的にはDv3、Ev3でなくともネスト機能を利用できるようになるはず。
Azure IaaSの用途が拡大されるのではないかと期待ができますね。

音楽:トルキア