SharePoint Onlineのドキュメントライブラリでファイルの新規作成を行おうとしたところ、テンプレートを追加するボタンが増えていました。また、メニューを編集するためのボタンも一緒に増えています。
もともとSharePointでは、コンテンツタイプとテンプレートの組み合わせで新規作成可能なファイルを決めていましたが、確かテンプレートは1つを設定する形だったかと思います。
これが、追加ボタンでいくつも追加できるようになったということになりますね。
まずはメニューの編集を押してみました。
右メニューに編集用メニューが。初期からあったものは上下移動のみですが、追加したテンプレートについてはコンテンツタイプの選択ができるように。
編集を押すとテンプレートのファイルを直接開くことができるようになっていました。
【標準ファイル】
【追加したテンプレート】
続いてテンプレートの追加を押してみました。そのままファイル選択ダイアログが開きます。選択範囲はすべてのファイルとなっています。txtファイルなどもテンプレートにできますが、基本はOfficeファイルを対象としているのかと思います。
追加したテンプレートを編集すると確認できますが、今まで通りFormsに置かれるようですね。
また、Officeファイルをテンプレートにしておくと、作成された後にOffice Onlineで開いてくれるようです。Wordテンプレートはdocxに置き換わってくれるのですが、残念ながらExcelテンプレートはそのまま保存されていきました。コンテンツタイプ初期のテンプレートがWordテンプレートなので、それが問題なのかと思いExcelテンプレートに挿げ替えてみましたが、うまく動作しませんでした。この辺りはそれぞれアップロードしたファイルをテンプレートとして開けるようになてもらいたいところですね。
SharePoint Onlineもどんどん進化が進んでいます。
最近はファイルを置く場所という色が強くなっている感がありますが、SP Frameworkを活用するといろいろできるので、まだまだ面白いことが隠れているのではないかと感じます。
これからも幅広く使えるようになっていってもらいたいですね。
音楽:ゴ~~ジャス