Microsoft 365 SharePoint への Internet Explorer 11 でのアクセスを終了する日程が決まったようです

2023 年 2 月に出るパッチで一般の Windows 10 では Internet Explorer 11 が利用できなくなるというアナウンスが行われていますが、それに先立ち Microsoft 365 の SharePoint に対する IE 11 からのアクセスが 2023 年 1 月中旬で行えなくなることが追加アナウンスされていました。

それまでの間は以下の Lean にあるようにドキュメントライブラリへのアクセスを筆頭に IE 11 でアクセスが可能な状態となっています。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/sharepoint/prepare-ie11?WT.mc_id=M365-MVP-5002496#environments-in-which-onedrive-sync-doesnt-work-or-isnt-supported

逆に言うと、この日をもって IE 11 で SharePoint Online にアクセスできなくなるという状態となることが決まった形です。

最近 IE 11 でアクセスすることがなかったので気が付いていませんでしたが、 SharePoint Online にアクセスすると以下の警告が表示されるんですね。

今は右側にあるリンクをクリックすることで SharePoint Online につなげることができるのですが、このリンクが消えてなくなるのが 2023 年 1 月中旬ということのようです。

ここを過ぎれば、ドキュメントライブラリに移動してクラシックモードでライブラリリボンからエクスプローラーを開くことができます。

Windows 11 でも vbs 経由であれば IE 11 を開けるので、それを試したところが以下の状態です。 httpsWebDAV アクセスができていますね。

ちなみに office.com に IE11 でアクセスしてみたところすでにアクセスできない制御が行われていました。

SharePoint Online に行くには直接 sharepoint.com にアクセスする必要がありそうです。

今まで急場しのぎで WebDAV を利用していたケースでは、 OneDrive 同期アプリの利用が必要となります。

もう時間もあまりないため、導入の検討を行っておくことをお薦めします!

音楽:COUNTRY MAN