2022 年 7 月 21 日。久しぶりに大規模な停止障害が発生した日になりましたね。
数時間にわたって Teams への投稿はおろか、サインインもできなるなるという状態が発生していたのです。
このような問題が発生した際は以下のステータスと Twitter アカウントを参照しておくと様々な状況を報告してくれます。
https://twitter.com/MSFT365Status
というわけでその状況を見ていきたいと思います。
問題発生の一報は Downditector などの外部サイトが早いのですが、問題の詳細をチェックする場合は正常性 - サービスの正常性に移動しましょう。
https://admin.microsoft.com/#/homepage
発生した問題は以下 Users may be unable to use multiple Microsoft 365 services ですね。以外に取り上げられているサービスとして Teams は明記されていません。 Microsoft 365 suite に括られているためだとは思いますが、印象として Teams につながらないという話題が多かったので、それだけ利用者が多いということなのでしょう。
この内容をしたから順にみていくと発生から解決までチェックしていくことができます。
まず最初に出てきたのが 12:34 の内容です。
実際私の環境では 10:30 頃には動きが怪しかったので、 2 時間ほど経過してからの案内でした。しかもすでに原因が特定されているところからの記述となっています。
今日は常時見ていたわけではないので、もしかすると更新が適宜あったのかもしれませんが、書道状況などは残しておいてほしい感じがしますね。
結果として、 12 時半過ぎには 内部ストレージの接続が壊れた。というアナウンスでした。
そしてここからは早いです。その 5 分後には経路変更で問題を暫定対処する方向に舵を切っています。
その後 1 時 14 分には復旧が見え始めているので、対処後はスムーズに進んでいった感じですね。
その後も監視が続くのですが、特に新たな問題が見えたという話はありませんでした。
今回の問題、接続が壊れた。という話なのですが、これ物理ではなさそうな感じもするんですよね。新機能のデプロイ中のミスだったのかなどは気になるところです。
奇しくもこのタイミングで年次パートナーイベントの Inspire が開催されていました。
その中では多数の Teams 周りの新機能がアナウンスされていたので、そういったところも一つの要因になったのかもしれません。
新機能はこんな感じにアナウンスされています。
また、現状は壊れた経路のバイパス処理での緊急対応状態のため、その根本解決も今後のタスクになっているはずです。
こちらの動向もチェックしておきたいですね。
今回のような規模の場合、詳細報告が上がると思うのでウォッチしておこうと思います。
音楽:幕の内ウエスタン