今週も Insider Build の提供は止まりません。
Windows 10 の Release Preview Channel および Windows 11 Dev Channel が提供されています。
両方ともにバグフィックスが中心となっていますが、 Windows 10 は 21H2 向け、 Windows 11 は 22H2 扱いとなっています。(といっても Windows 11 の Dev Channel はバージョンに紐づかないことになっているため、機能面では 22H2 とは関連性はありません。)
いつものように Dev Channel を見ていきたいと思いますが、今回の Build は 25131 となり、安定的に毎週 5 ~ 6 番号が上がるという感じになっていますね。
バグフィックスが中心ではあるのですが、目に見える変化もいくつかあるのでお伝えをしていきます。
まずは %appdata% のような環境変数が設定されているフォルダーを検索した際の動作です。動作というか、アイコンが与えられるように変更が入った形ですね。
リリースバージョンの場合は以下のように四角い枠だけが表示されていたのですが、フォルダーアイコンなどが表示されるようになっています。
%localappdata% の場合はフォルダーから何かが顔を出しているアイコンになっていました。
同じように %systemdrive% はディスクのマークですね。
同じようにいくつか調べてみたのですが、 %programdata% と %allusersprofile% だけはうまく動きませんでした。まぁこれらの変数はもともと動かなかったので、今回の更新対象ではないのかもしれません。
そのほか、設定アプリで default を検索すると上位の結果に Default apps (既定のアプリ)が表示されるようになったようです。
おそらく Default で検索したい人が多かったんでしょうね。確かにそのほかの検索結果を見るとメニューの中の一項目が引っかかっているのに対し、 Default apps はメニュー名称なので、上のほうに表示してほしいという要望はわかる気がします。
Choose a defalut app for each website ( Web サイト用のアプリ)も英字で出てきているため、この辺りも更新された対象なのでしょうね。
これらの設定は アプリ の中に存在しています。
これ、日本語のリソースが用意された後にどうなるか気になるところです。
そのほか、 Microsoft Store が早くなったなど Microsoft Store の改善が歌われていました。 Microsoft Store は Build 2022 でも言及されており、今後の Win32 exe の登録拡大やアプリ内課金の自由化など大きめのトピックが出ているので、精力的な更新が期待できますね。
最近は Web サイトから Exe を探して入れる。という行為自体が少なくなった感もありますが、 開発系を中心にまだまだ残っているので、これらを費用負担少なく移行できる方法として確立してほしいところです。
そろそろ大きめの更新も期待したいところですが、バグの方も引き続きつぶしにかかってもらえるとありがたいですよね。
音楽:THE GARDEN OF EVERYTHING