Microsoft 365 Teams のカメラにミラーリング機能が追加されました

Microsoft Teams の機能の中で Web 会議を利用するとき、とある機能が無くて対応に苦慮した経験があります。それはカメラのミラーリング機能です。

コロナが流行る前にはハイブリッド会議が多くあり、手元では自分の後ろにあるプロジェクターに画面を表示し、同時にオンラインで配信するというような使い方が主流だったのですよね。

このパターンだと、手元のプロジェクターでは左右反転で表示されることになるので、オフライン参加している人には反転した画面が表示されてしまったんですよね。

配信されたものはもちろん問題ないため、間に仮想化カメラを通しても解決ができない大きな問題でした。

この問題に対する解決策がようやく提供されたようです。実は 2022 年 1 月頃からこの機能提供されていたっぽいんですよね。

個人的にかなり待ちに待った機能なのです。

早速設定を見ていきたいと思います。

Web 会議開催前の設定画面、もしくは会議開催中にデバイスの設定を押下していきましょう。

開催前の場合は以下の画面の左下のギアマークを押す感じですね。

右側に出たデバイスの設定画面内一番下にマイ ビデオをミラーリングするという項目が!

これが目的のものですね。

開催中はその他の中にあるデバイスの設定です。

この項目がオンになっていると、手元の画面では以下のように反転状態となります。

オフになると文字がちゃんと読める状態になりました。

この状態は鏡とは異なるので、自分を Web カメラで見ることに慣れていないと違和感があるんですよね。慣れてしまえばこのほうが使い道があると思っています。

最後にこの機能、 Together モードでは動かないようです。

ただ、”現在”という前置詞が置かれているので、そのうち動きが変わるのかもしれません。

Together モードがリリースされた当初確認したときはそもそもミラーにならない動きだったか、違和感があったんですよね。

この動きが変わるとようやく通常の Web 会議と同じような表示になるものと思います。ぜひともこの限定状態が早く解除されることを願いたいですね!

音楽:東ヨーロッパ