Windows 11 Insider Preview Build 22610.1 リリース

今週も Insider Preview がリリースしました。 Dev Channel および Beta Channel が Build 22610 となっています。

元々 1 ～ 2 週間程度で切り替わるという話だったのですが、まだ Dev Channel と Beta Channel 間において乗り換えができる状態が続いています。

そのような状況もあるためか、終了の日程は白紙に戻ったようですね。今のところ、い同じ Build 番号でリリースされている限り移行可能というアナウンスになっています。

今週の案内では、グループポリシーがいくつか加わったというアナウンスがありました。

グループポリシーは MEM もしくはグループポリシーエディタで編集可能ですが、ローカル編集の場合は gpedit を検索することで編集することができます。

案内ではユーザーの構成 - 管理用テンプレート - タスクバーと[スタート]メニューに項目があることとなっているのですが見当たりませんでした。必須条件が Windows 11 SE となっているものがその対象となるのかと思うのですが、、、

追加されたという内容は以下の 9 項目となっています。いつも通り一部のユーザーから提供となるのかもしれません。

Disable Quick Settings flyout
Disable Notification Center and calendar flyouts
Disable all taskbar settings
Disable search (across Start & taskbar)
Hide Task View from taskbar
Block customization of ‘Pinned’ in Start
Hide ‘Recommended’ in Start
Disable Start context menus
Hide ‘All apps’ in Start
タスクマネージャーにも更新が入っています。

プロセス画面の利用率について、ヒートマップ形式で利用度が高い項目を濃い色で表記しているのですが、この色合いがテーマと合致するようになっています。

設定アプリ - 個人用設定 - 色からアクセントカラーを変えると、、、

それに準じた色合いで表示されるようになりました。これで、色味が浮いてしまうこともないというわけですね。

ほか、 WiFi の暗号化方式の一つである TKIP と WEP が Windows 11 Build 22557 から使えなくなっていたのですが、まだ時期早々とのことで利用できるように戻ったようです。しかしながらこの暗号化方式はすでに安全ではないため WPA3 の利用が推奨されています。

同様に戻った機能として、タブレット用の幅の広いタスクバーも提供がなくなっています。こちらはちょっと気になる案内が。

それが以下なのですが、 Dev と Beta Channel は機能が抜き差しされる可能性がある。という内容を歌っています。これ、 Dev Channel のみで Beta に入った場合は確定となるアナウンスだと思うのですが、ちょっと方針変更が入っているようですね。今後早期に新バージョンの Windows 11 をテストしたい場合、 Release Preview Channel のみがターゲットになるのかもしれません。