今週も Windows Insider は働き続けています。やっぱり定期的に更新がなされるとよいですね
最近の更新ではバージョン番号が大きく上がらなくなってきていることも意識しておくとよいかもしれません。
22557 → 22563 → 22567 → 22572 という感じなので、週 5 回の Build を行っているような計算となります。
今回の更新では通知の応答不可モードのアイコンが新しくなっていました。
いままでは月のマークだったのですが、ベルと zZ のマークで静けさをアピールしています。
このマークはシステム トレイ内にも適用されていますね。
そういえばこのシステムトレイ、設定アプリのタスクバー内ではタスクコーナーとなっていたのですが、いつの間にかシステムトレイに戻ることができたようです。
案内がない中で変わっていたのでちょっと不思議な感じがしていたのですが、元の状態になったようでよかったよかった。
ほか、 Ignite 2021 秋に発表されていた clipchamp という動画エディターが内包されたようです。ようです。というのは、私の環境には事前にインストールしてあったので変化は分からなかったためです。
この機能自身はインターネット経由で利用するのですが、アカウントの接続が最初のページで述べられていました。
今すぐ接続ボタンを押したのですが、接続先に Microsoft Account は出てきていませんでした。少しずつ更新されているのかもしれませんね。
アプリという視点だともう一つ。 Family Safety のアプリが Home エディションにインストールされるようです。
家族の利用時間などを見るものなので、 Home のみに入れる感じですね。
私も家ではこの機能を利用しているのですが、アプリになっていたのは知らなかったです。今までは Web で活用していたのですが、今後はアプリ版も活用してみたいと思います。
UI の変更ですが、 Print Queue という印刷状況を見るモニターも更新されました。
今までは Windows 7 の頃からの UI を踏襲しており、 Windows 10 の時も手が入っていなかったところなのですが、とうとう手を加えたのですね!
まだバージョンは 1.0.0.0 。今後が楽しみな機能です。
他、中身が変わったわけではないのですが、クイックアシストと Sandbox のアイコンが新しくなったとのことです。
手元の環境では Sandbox は入れていなかったのでクイックアシスト飲み画像がありますが、検索でカタカナが使えなくなっていました。今後こういった面は改善されると思いますが日本語でダメなら英語で検索。は覚えておいてもよさそうな感じです。
そのうちの一つに Windows ターミナルが挙げられます。
今回の Build で Windows Terminal からターミナルに名称変更がなされています。
そのためか、英字で terminal と入力してもヒットしなくなっていますね。
ちなみに Win + X で表示できるメニュー内では Windows ターミナルという名称のままなので、この変更は一時的なものとなる可能性もありますね。
UI の変更はコンテキストメニューにも及んでいます。
最近は右クリックのメニューがラップされたものに置き換わっていますが、一部のもののみが表示されるため Windows 10 と同じことを行おうとするとコンテキストメニューを開いた後に Shift + F10 の押下と、ひと手間かかる形になっていました。
これを Shift + 右クリックの動作で最初から表示させることができる機能が追加されていました。
これはデスクトップやエクスプローラーなどで有効でした。今後一般的なキー操作になるかもしれません。
最後に、数週間前にアナウンスされていた、徐々に利用できるようになるといわれていた機能ですが、少しずつ使えるようになってきているようです。
手元の環境ではタブレットモード時のタスクバーの表示方法が新しくなっていました。
最初の状態では以下のように線だけが表示されます。
この線を上にスライドすると大きいアイコンが表示される作りとなっていました。
最初はびっくりしましたが、この UI はなかなか使い勝手がよさそうですね。画面を広く使うことができますので。
このような形で UI がいろいろと進化した Build 22572 でした。
音楽:ticklish pleasure