Microsoft 365 改定後の価格が発表されました

2022 年 3 月 1 日から価格改定が予定されている Microsoft 365 ですが、国内の改定後の価格が発表されました。

以下の価格は Web ダイレクト価格となっており、大規模組織向けのリセラー販売や CSP での提供価格とは異なることは注意したいところですが、上げ幅などはこれが一つの基準となることは間違えないでしょう。

f:id:mohessu:20220212013244p:plain

米国での価格が発表された際に日本の価格を予想していましたが、その際の価格とほとんど変わらないところに着地したようです。四捨五入したわけではなさそうですが、霧のいい数値に合わせてきた感じですね。

f:id:mohessu:20220212014843p:plain

米国のアップ率と比べると、 Office 365 E5 、 Microsoft 365 E3 、 Microsoft 365 Business Premium が若干下がる方向に調整されているため、売りたい筋のものを抑え、どちらでもよいものを上げてきたという感じでしょうか。

ただ、利用としては一番利用されている売れ筋線の上げ幅を減らしているように思え、総利益へのマイナス方向への影響は一番大きそうな調整であるともとらえることができそうです。

3 月 1 日以降はこの価格が適用されることになります。

日本以外の各国はインフレがずっと続いているのでこの値上げは理解できる範囲のものですが、デフレ下の日本ではかなりきつい値上げであることは明白でしょう。

この価格向上に見合うだけの施策を日本マイクロソフトとして考えていってもらいたいですね。

音楽:Child MYUNG