アプリを導入するために利用する Microsoft Store ですが、実はアプリだけでなく OS のバージョンアップなども行えることをご存じでしたでしょうか。
私は通常利用している PC が Enterprise であったため、意識できていなかったのですが、 Pro の PC で Microsoft Store に入りライブラリを確認してみたところ、 Windows 10/11 Home と Pro がしっかりと表記されていました。
環境によっては以下の図のように、導入済みであることが記される形になり、何もできないかもしれません。ただし、 Home と Pro の機能差が表示されており、かなりわかりやすい記載となっているため、すでに Pro をお持ちの人も見てみるとどのような機能が用意されているのか簡単に確認できるためお薦めです。
ドメイン参加系は意識しやすいところですが、 Hyper-V であるとか、リモートデスクトップなどが利用できないことは忘れがちですよね。(つい最近 Hyper-V 環境で Home エディションを用意してしまい、リモートデスクトップが使えなくて入れ替えたばかりなので、確かにそうだな。と思ってしまいました。笑)
さらに Home では、正規品を利用するよう促す内容となっていました。
日本国内では、 OS の入っていない PC はそもそも少なく、自作 PC くらいなので非正規品を利用していることのほうが稀になってきていると思いますが、こうして簡単に正規品に変更できる方法を用意してあるのは共感が持てますね。
さらに、 Pro for Workstations へのアップグレードパスも用意されています。
こちらは私の環境でも購入ができるようになっていました。笑
Pro for Workstations はパワフル PC 向けに CPU やメモリの制限を緩和したものとなっています。とはいっても、かなり大規模なケースでないとこの制限にはかからないと思いますが、、、
CPU は Home が 1 台、 Pro が 2 台、 Pro for Workstations が 4 台までとなっています。
これは物理的な CPU ソケットの数ですね。
メモリについては以下にあるように、 2TB を超えると Pro for Workstations が必要になるのですが、どちらもなかなか PC としては見ない構成なのではないでしょうか。
今回紹介した Microsoft Store 上の Windows はあまり見ることはないと思いますが、 Microsoft Store には様々なアプリが用意されているので、時々チェックしてみると楽しいかもしれませんね。
音楽:Ask DNA