Microsoft Loop が利用できるようになったのですが、全部で 6 つの項目に分かれ、それぞれ機能が若干異なる内容となっています。
今回はこれらを見ていきたいと思います。
まず箇条書き。
これは入力文字の前に「・」が自動的に入る項目となります。
「・」については削除することもできるので、文章の入力も普通に行えます。
チェックリストは箇条書きで「・」だった部分が「〇」の形になったものとなっています。
この「〇」はクリックするとチェックが入り、チェックされた右の文字は取り消し線が引かれるという仕組みです。
tab キーを押すと段落下げができるので、グループ化も簡単に表現できます。
ただし、段落下げしてもチェックボックスは孤立して動くためこの動作は利用時に意識しておくとよいでしょう。
番号付きリストは「 1. 」、「 a. 」、「 i. 」から始まるリストとなっています。
tab キーを押すと段落下げされ、段ごとに「 a. 」、「 i. 」を繰り返す作りとなっていました。
段落はこれまで紹介したものと違い、プレフィックスは付与されません。
そのため、使い勝手は一番良いものになるのかと思います。(なんでメニューの一番上にないのか謎な仕様ですね。)
実は右クリックするとそのリストにインデントを加えたり、箇条書きに変更したりできるため、最初に段落を選んであとからチェックリストを追加するというようなやり方がスマートなのかもしれません。
テーブルは最初の行が太字となり、タイトル行をなしています。
列頭を選択すると列位置の入れ替えやソートなどのメニューが表示されるようです。
同じように行頭を選択し、行位置の入れ替えが行えるようになっていました。
セルで右クリックすると、挿入やサイズ変更など、いくつか特別なメニューが追加されるのも表の特徴ですね。
行や列の挿入は境をポイントすることでも行えます。
この辺りの UI は SharePoint っぽくてよいですね。
最後にタスクです。
タスクはチェックリストに担当や期限をつけられるものとなっています。
細かな設定ができないのですが、簡易に利用するにはこの程度がちょうどよいのかもしれません。
こちらも右クリックで特別メニューが表示されます。なぜか言語の定義という項目が表示されており、文字校正を言語依存で行うことができるみたいでした。
有用性は今のところ謎ですが笑
そのほか、 Teams 上では一定時間が過ぎると内容が表示されなくなるようです。
必要に応じて最新の情報に更新ボタンを押し、再度表示させていきましょう。
非同期で動く仕組みなので、ネットワークが切れると問題発生と表示されます。
この場合は更新ボタンがなく、一度別のチャットに入りなおしてから見る必要がありました。
若干面倒なので、更新ボタンはつけてほしいところですね。
私の環境だけなのかもしれませんが、 Ctrl + Z の戻る機能は利用できませんでした。操作を戻したい場合は、右クリックして元に戻すを押下するのが確実のようです。
また、まだ日本語環境には弱いようで、 IME がオンになっていると入力文字の取りこぼしが涙
この辺りは今後改善されることに期待したいですね!
音楽:毘の織旗