Microsoft Teams のアプリを見ていたところ、またマイクロソフト公式のアプリが増えていました。
アプリの検索に math と入力すると表示されるアプリです。
名前の通り、数学で利用する式を入力して使うアプリですね。 Windows 10 にあった math input panel が Windows 11 からなくなっていて、この手のアプリはMSとして手を出さない方針になったのかと思っていたのですが、 Teams にて存続させる意向だったようですね。
早速導入してみました。
まずは画面から。
チャットは Power Virtual Agent のようにボットになっているようです。
式を入力すると結果が返ってくる感じですね。
サンプルにあるように「 solve 2x + y = 7 」を入力してみたところ、解法などが表示されました。これは面白そう!
solve タブではボットの内容と同等のことを行えるようです。
先ほどと同じように式を入力すると、変数に対する解を出してくれます。
解法のステップを開くと、この式になるまでの過程を一歩ずつ表示してくれました。
これは小中学生にはかなり使える機能かもしれません。今回は簡単な2次方程式ですが、入力用のキーには三角法などもあるため、もっと広く活用できそうな予感もしますね。
Graph を見ておきましょう。
ここでは方程式に対する表を作ることができます。
先ほどの 2x + y = 7 の表はこんな感じに。
入力欄にある手描きモードも使ってみたのですが、識字もかなり正確に行ってくれました。
まだ Preview 版のためか、式間違え時も頑張ろうとしてくれる感じで、以下のように スペルミスしてもエラーなどにはなりません。(が、動かない。)
用途は限られそうですが、うまく活用すれば面白く使えそうな感じがしますね!
音楽:Tenderly