2021 年 12 月に入り Teams の SLA が更新され、電話関連の SLA がフォーナインとなっていました。
フォーナインの範囲は月なので、毎月 4.38 分の停止で返金対象となるようです。
日本ではいまだ FAX が使われていることに驚きの論調で語られることがあるのですが、個人的にはなくせないケースもあるよな。と思っています。というのも、相手とのコネクションを確実に確認できるシステムって少ないんですよね。
今回の Teams SLA 更新は電話関連のみの更新なのですが、交換機システムの特性を反映したとても良い変更なのではないかなと思ってみていました。
SLA の詳細は以下のサイトにある SLA 一覧を確認してみるとよいでしょう。
https://www.microsoft.com/licensing/docs/view/Service-Level-Agreements-SLA-for-Online-Services
現在は 12 月更新の資料は 英語のみですが、そのうち日本語版も公開されると思います。
計算式は以下のような形になっています。
今でこそ SLA 未達における返金という考え方が根付いてきていますが、本来は基本的にこのスペックは守れる。という考えのもとこの数値が割り出されているわけです。
電話系システムはつながるのは当たり前。という考え方が根底にあるので、これからも是非 SLA の向上に注力していってもらいたいですね!
音楽:陰影