Windows 10 の歴史の中で一番静かな船出かもしれません。
Windows 10 21H2 がリリースとなりました。
この 21H2 の愛称は November 2021 Update を名乗っています。
( 21H1 や Windows 11 にも愛称があったのですね。グループポリシーの admx 配布サイトを見ていたら記載がありました。 )
【 Windows 10 May 2021 Update (21H1) 】
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=103124
【 Windows 11 October 2021 Update [21H2] 】
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=103507
グループポリシーは週末にはリリースされるようなので、探す場合は以下のページを参照しておきましょう。
しかし、現在はグループポリシーの提供、 docs 経由じゃなくなっているのですね、、、
以下を見るとインターネット検索を利用して。となっています。
なかなか新しい発想ですね笑
このリリースを以て、 Semi-Annual Channel が General Availability Channel (一般提供チャネル)という名前に変わっています。
というのも、リリースが年 2 回から Windows 11 と同様に年 1 回に変更されることとなりました。
更改間隔は伸びたものの、サポート期限は伸びていないため、 21H1 のサポート終了に合わせて 22H2 がリリースされるという形になることに。
H1 リリースを年 1 回間隔で導入していた場合は、22H2 をターゲットにしてしまうと、リリース後 1 か月程度で導入しなくてはならず現実的ではありません。そのため、 21H2 の導入を進めたうえで 22H2 導入するという流れになりそうです。来年は 2 回のバージョンアップを検討する必要がありますね。
Windows 11 に載せ替えられる場合は早期の検討を行ったほうが得策かもしれません。
ちなみにこういった期限の問題はもう一つ出ており、 Windows Server 2022 と Windows 10 LTSC 2022 のサポート期限が一致しなくなっています。
今回 Windows 10 では初めて Windows Server のほうが先にサポートが切れる形になっています。
オンプレ AD で延長サポートの最後まで持たせようとすると、次期 Windows Server を導入することが必須となる内容ですね。この辺りも検討しておく必要がありそうですので、忘れずに方針を決めておきたい感じです。
音楽:Go Go Cactus Man