今週も Insider Dev Channel に新たなビルド、 Build 22483 がリリーされています。
今週は Dev Channel よりも Beta Channel 側で新機能が発表されていました。
そう、 Android apps on Windows 11 です。
Windows 11 の発表時からアナウンスされていた Amazon Store のアプリを Windows 11 上で動作させる機能ですね。
実際には今も Android アプリの開発は Windows 上でエミュレーターを用いで可能なため、機能的な目新しさはないのですが、どんな方法を掲げてきたのかというと、なんと Windows Subsystem for Linux 同様のパターンで、内部に仮想 Android を動作させるという方法を採用しているようです。
その名も Windows Subsystem for Android
そのままですね笑
Linux カーネルと Android OS を WSA として提供する形です。
この機能は インテルブリッジ・テクノロジー を活用したコンパイラを通すことで、スマートフォン向けのアプリの動作を実現しているのですが、 AMD の CPU でも問題なく動作するものとなっています。コンパイラで違いを吸収しているというわけですね。
残念ながら初期段階は Bata Channel かつ米国リージョン、米 Amazon アカウントを保有している場合のみで動作するとのこと。
日本での利用はもう少し待ってみましょう。
ところで Windows 10 の Insider Program が開始されてから 7 年が立ち、 Insider にバッジが提供されていました。
最近は私の取り組みが薄いのかバッジが増えにくい状況だったので久々にありがたい感じでした。
このバッジは フィードバックハブで確認することができます。
これからの Windows 11 は年 1 回の更新となるため、このプログラムのありようも変わってくるものと思われます。
今後の動きには注目しておいたほうがよさそうな気がしています。
音楽: ときのしずく