Windows 11 がリリースされ、仮想サーバーで動かしてみている方も多いのではないかと思います。
Windows 11 から OS としての必須要件が新たに増え CPU やハードウェア構成に制約が増えたため、その機能を有効活用するためには仮想サーバーでも設定を意識しておく必要があります。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/whats-new/windows-11-requirements?WT.mc_id=WDIT-MVP-5002496
CPU がプロセッサ一覧に該当できているか。というのもありますが、特に設定で意識できるのは TPM です。
順を追って最低限必要となる設定を見ていきましょう。
Hyper-V マネージャーで新規に作成します。
世代の指定では第 2 世代を選択する必要があります。
メモリは 4096 MB 以上ですね。
作成時の設定は以上です。が、作成後にもう一ステップ変更を行っておく必要があります。
セキュリティ項目にある「トラステッド プラットフォーム モジュールを有効にする」
を有効化しましょう。
また、プロセッサの数も 2 個以上必要なので、この点も確認しておくとよいでしょう。
これで設定で対処できる個所はすべてです。
ディスクサイズにも 64 GB 以上という制限がありますが、これが下回ることはほとんどないと思いますが、忘れないようにしておきましょう。
対応 CPU を利用していれば以下サイトからダウンロードできる PC 正常性チェックにて要件を満たした状況を見ることができます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11
仮想環境上での TPM の設定などは行わないことが多かったと思うのですが、要件を鑑みるとこの設定も必要なので、忘れないようにしておきましょう。
音楽:女子にこそあれ