Microsoft 365 メッセージセンターに掲示されていたのですが、 Microsoft 365 Apps の Outlook を利用して Teams 会議を設定する際に、同時に指定可能なユーザー数の上限が 750 に制限されることになったようです。
さすがにこの人数での会議は行ったことがないので、挙動を試したりはしていないのですが、今まで制限として明言されていなかった項目になると思われます。
関連する制限としては Teams の会議参加人数ですね。 現在は 1,000 人まで同時参加、表示専用であれば 20,000 人の参加が可能となっています。
この 1,000 人に対して、 750 人までは一括で参加依頼を投げられるということですね。
実際の機能としては以下の 新しい Teams 会議のボタンを押した際の動きでとなるかと思います。
必須、と任意で指定できるユーザーを指定できる数ですね。
上記メッセージセンターにもあるように大規模になる場合は配布リストを活用して、 Outlook 上から見えないようにしてしまうのが良いでしょう。
(というか指定人数が多くなると誤送信も発生しやすくなるため配布リストを活用するべきですね。)
若干気になるのはメッセージセンター上に記載されている「 Win32, 64 以外の Outlook 」の挙動ですね。自動的にドロップされるとなっているため、現時点の Win32, 64 の Outlook を含めてなぜか会議招集が行われないように見える仕様となっているようです。気を付けておきたいですね。
本仕様は 9 月末までに取り込まれるようなので、 Teams 会議を大規模に運用されている方は気にしておくとよいと思います。
音楽:Vesper Bell