結論から言うとうまく動かなかったのですが、 Microsoft Edge に Chrome Reporting Extention を入れてみたのでレポートさせていただきます。
Microsoft Edge では Chrome 拡張機能をインストールすることができます。
これを利用して以下のレポートを取得できないかと考えたのが事の発端です。
https://support.google.com/chrome/a/answer/7652902?hl=en#zippy=%2Cmachine-data
Chrome には管理者向け用途としてユーザーのブラウザーアクセス履歴などをログ出力するための Reporting Extention が存在しているようです。
これを用いて Microsoft Edge の履歴なども取れないか。と考えたという訳です。
今回はうまくいかなかったのですが、実際に動作させるまでの道のりは以下のような形です。
まず、 Edge 上で以下のアドレスにアクセスし、拡張機能をインストールします。
Chrome に追加ボタンを押すことで追加することができます。
https://chrome.google.com/webstore/detail/chrome-reporting-extensio/emahakmocgideepebncgnmlmliepgpgb
こんな感じに Microsoft Edge にインストールすることが分かるようになっています。
インストールが完了すると、アドレスバーの脇に丸いマーク(左から 2 番目)が表示されました。
これでブラウザー側の準備は完了です。
続いて Chrome Reporting Extention アプリを PC にインストールします。
以下のファイルですね。
https://dl.google.com/dl/chrome-reporting-extension/ChromeReportingExtension.msi
実行すると UAC の画面が出てきた後に何もなくインストールが終わります。
うまくインストールされると設定アプリのアプリと機能のところに Google Chrome Reporting Extention が表示されます。
さらに、ポリシーを適用して有効化する必要があるようです。
ポリシーは以下のテンプレートを用いる形となります。
https://dl.google.com/dl/chrome-reporting-extension/policy_templates.zip
ダウンロードしたら Windows¥PolicyDefinitions にコピーしましょう。
gpedit.msc でローカルグループポリシーエディターを開きます。
すると管理用テンプレート内に Google という項目が追加されているのでその中にある Chrome Reporting Extention を開き、すべてを有効化します。
これで設定は完了です。
後は Edge を開くと、 %LOCALAPPDATA%\Google\ChromeReporting 内にログファイルが出力される形となりました。
native_log.txt を開くとわかるのですが、残念ながら ERROR が多く吐かれており、うまく動作しないような感じでした。
これがうまく動作すれば Edge でのブラウジングを記録できそうだったので、若干残念です。
ブラウザーの履歴、標準機能で取得できるようになると心強いんですけどねぇ。
音楽:Equinox