Windows 11 はまだリリース前の Insider Preview 状態のため、どのような機能があるのかを追うには Windows Insider Blog などを確認していく必要があります。が、大まかに新機能を知るにはヒントアプリを利用することもできます。
そこで今回はヒントアプリを確認していきたいと思います。
ヒントアプリは検索ボックスにヒントと入力することで表示することができます。
起動すると、 Windows 11 へようこそと表示され、新機能に関する情報を表示するためのボタンが表示されました。
新機能を確認するボタンを押してみましょう。
全部で 7 つの項目が表示されました。
まずはウィジェットです。 Windows 11 の目玉機能ですね。 Windows 10 ではニュースと興味という項目がタスクトレイに表示されますが、その進化版と捉えるとわかりやすいかもしれません。
2 つ目はタスクバーの中央揃え。
機能的に変わったというものではありませんが、検索ボックスをなくすことで複数のアプリを起動してもアイコンが隠れにくくなっています。
また、アクティブなウィンドウや起動しているウィンドウが分かりやすくなっています。
3 つ目はチャット機能です。
まだ安定した動作には遠いのですがコンシューマー版 Skype の置き換えとして Teams の移植版という感じですね。 Teams との大きな違いは、ユーザー一覧のみの UIが完備されているところですね。 Microsoft 365 の Teams とはプロセスが異なるため、同時起動が可能となっています。
4 番目は最大化マークにフォーカスを当てると出てくる整列機能です。
この機能を利用することで複数ウィンドウを簡単に並べることができます。
5 番目は Microsoft Store ですね。
これは更新される旨がアナウンスされていますが、まだ Windows 10 との違いは分かりにくい状況です。
今後 Win32 アプリなどを配布できるようになるため、組織内でのアプリ配布が簡単になっていくことでしょう。
6 つ目の内容は設定アプリの更新です。
個人的には Fluent Design System のアクリルが使われなくなったことが一番の驚きでした。
現在のところ新しく提供された機能はほとんどなく、ストレージの機能がコントロールパネルから移植されるなどとなっています。
今後もこのアプリは設定の核として更新されていくと思うので、要注目ですね。
最後に紹介されているのは絵文字。
Windows 10 のものと比べてポップで立体的なものに変更された。との記述です。
私の利用している環境ではまだこの絵ではなく、平面のものになっているため、今後の更新で変わってくるということなのかと。
こういった絵文字などは今までなかなか受け入れにくい図柄だったりしたので大幅な進化ですね!
手元の環境にも早く適用してもらいたいところです。
Windows 11 の新機能として取り上げられたものは以上ですが、今後も増えてくるものと思われるので、今後の進化に期待したいですね!
音楽:Pot City