最近 Outlook on the Web を開くと情報バーの場所に電子メールハンドラーとして設定できる。というメッセージが表示されるようになったようです。
これは、メールのリンクをブラウザーが受け、それを Outlook on the Web に転送するという流れで Outlook on the Web でメールのリンク受付を実現する機能です。
今すぐ試すを押すと、以下のようにアドレスバーに情報が表示されます。
許可を押すことでブラウザー側の設定は完了です。
ブラウザーが受けた情報は Outlook on the Web に流れるようになったのですが、 OS からブラウザーに流す部分は別の設定となっています。
そう、 Windows 11 の設定アプリにある既定のアプリ変更ですね。
先ほどの許可を押すと設定アプリが起動するので、アプリ - 既定のアプリを選択し一番下まで移動しましょう。
下に移動すると、リンクの種類で規定値を選択するという項目があるので、クリックします。
さらに mail で検索を行い、 MAILTO の内容を変更します。
Microsoft Edge を選択する形ですね。
選択が完了すると以下のように MAILTO の値が Microsoft Edge に変わります。
あとは、 Excel などメールソフトを起動するようなアプリでメールアドレスをクリックします。
Excel の場合は メールアドレスを記述すると、自動的にリンクが作成されます。
これを押すと、 Microsoft Edge が起動し、メールの作成画面が開く。という訳です。
ちなみに Microsoft Edge 側の設定は Cookie とサイトのアクセス許可内にあるハンドラーというところで管理されています。
ハンドラーを開くとメール リンクのハンドラーに Outlook on the Web のアドレスが表示されているのが分かります。( Outlook.office.com がそれに該当します。)
Outlook on the Web を中心に利用されている方はぜひ設定しておくことをお薦めします!
音楽:Take Off