Microsoft 365 OneDrive 同期アプリが Windows 2008 R2 のサポートを終えることになったようです

OneDrive 同期アプリですが 2020 年 1 月に EOS となった Windows 2008 R2 向けのサポートは今だ継続していました。

しかしながら、 2021 年 8 月 20 日をもってサポートを終了するというアナウンスがなされた様です。 

https://support.microsoft.com/ja-jp/office/cc0cb2b8-f446-445c-9b52-d3c2627d681e?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

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サポートを終了するといっても、即座に使えなくなるわけではなく、ターゲットにした開発が行われなくなるということのようで、速やかに乗り換えていってほしいというメッセージなのかと思われます。

すでにサポート期限が切れた製品に対するサポートのこと。といったところではあるのですが、 Windows 2008 R2 は Extended Security Updates の対象となっており、 Azure 上、もしくはアドオンとしての ESU を購入している場合まだサポート範囲となるため、利用が終えられている状況かというとそういう訳でもないのです。

また、サーバー製品だし同期アプリを導入することはないだろう。とも思いたいですが、 RDS を用いたマルチセッション環境で VDI を構成しているケースでは導入されている可能性があります。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/onedrive/sync-vdi-support?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

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いずれにせよ ESU の終わりもあと 1 年分となっているため OneDrive 同期アプリを利用している場合は終了を意識して次期基盤の準備を急ぎ行っていくのが良いでしょう。

音楽:CATALINA