Windows 11 の段階的なアップデートの中で チャットのアイコンが追加されるようになってきています。
今回はこの内容を見ていきましょう。
ボタンを押すとチュートリアルが表示されます。
このチャット、既報ではありますが中身は Teams です。
Teams なのですが、ラッピングして利用するような仕組みとなっているようです。
今後 Skype と置き換わっていくのかなぁ。
2021 年 7 月時点の段階ではチャットのみが利用できるようで、今後会議などの機能に広がっていく予定となっているようです。
設定ボタンを押すと初期化が始まるようで、準備が完了するまで数分待つ必要があります。おそらく Teams をダウンロードしているのかと思われます。
準備完了の画面が消えた後、なぜか中身が表示されずに枠だけが表示される状態に、、、まだ安定しているといえる状態には至っていない感じですね。
何度かチャットボタンを押していると Teams のスタート画面が。
ここはまだ英語のみの提供となっています。
Get Started を押すことで利用開始!
ちなみにこの時点でタスクトレイに白丸に Teams アイコンが書かれたものが表示されるようになります。(最近はタスクバーのコーナーアイコンというのでしょうか。設定アプリ上ではその名前になっていますね。)
最初の画面はこんな感じ。
アカウント一覧が表示されました。
これ、 Windows サインイン時のアカウントなので MSA を利用している場合は自動的に出てくるのかもしれません。
細かな設定はすでに完了していますが、 MSA に電話番号が必要なようで、追加情報として提供を求められます。
入力後は SMS にコードが送られてくるので、入力を行いましょう。
これで事前設定が完了です。
Let's go でサインインできるようになりました。
なお、名前などを変えておきたい場合は今のうちに再設定することができます。
アプリとしては Microsoft Teams (Preview) という名前がついています。メモリは 150 MB 程度を使うようです。 Microsoft 365 の Teams アプリを並べていますが、機能が少ないからかかなり少ないフットプリントになっています。
実はこれには少しからくりがあるようで、実体としては Microsoft Edtge WebView2 の API 利用で動作しているようなのです。アプリ上でブラウザーを呼び出してそちらで制御しているということですね。
Windows 11 からは Edge が新しい形で確実に乗っているため、この形がやりやすかったのかもしれません。
チャットの画面はこのような形となっており、通常の Teams とほとんど変わりありませんね。
ただ、 Teams と チャットとでアイコンが分かれるようです。
この辺りは慣れないとわかりにくそうな感じですね、、、
ところで、タスクトレイのアイコンを右クリックしてみたところ、起動するタイミングによってEngineering Tools というメニューが表示されることがあるようです。
いろいろ押してみたのですが動作はせず、、、
ただ、 edge プロトコルになっているものを edge 上で動かすと様々な挙動が見えるため、試してみるとよいかもしれません。
それ以外の項目はアプリ自体の情報などでしょうか。
もし右クリックしたときにこの項目が出てきたらチェックしてみると面白いかもしれませんね。
という訳で、 Windows 11 のチャット機能ですが、今後の展開が楽しみな機能の一つです。
早いところフル機能が利用できるようになってもらいたいですね!
音楽:Sci-Fi Palace