Teams の Web 会議を利用している最中に三点リーダーを確認すると、通話の状態というメニューが表示されるのはご存じでしょうか。
このメニューをクリックすると、その名の通りで Web 会議のネットワーク状況を確認することができるようになっています。
今回はこの内容を見ていきたいと思います。
クリックするとサマリーが表示されます。
パケット損失などのネットワークの品質と、音声品質、ビデオ品質そして画面共有の品質です。
このサマリーで現在の状態が良い状態なのか、悪い状態なのか一目で見ることができるようになっています。
画面共有についてはサイズなども出ていますね。
まずはネットワーク。
ここではネットワーク状況から、最大でどの程度まで Teams で帯域を使えるのか。という内容が出ています。
サーバーとの通信状況もラウンドトリップ時間、損失パケット数としてて表示されていますね。
次に音声。
こちらではマイクをオンにした際の送信系のネットワーク状況とスピーカーから聞こえる音声の状況、そしてどのコーデックが利用されているのか。というのが表示されています。私の環境では SILKWIDE となっていました。 Silk コーデックは Skype で利用されているコーデックで、最近 Teams は Stain コーデックという新しいものを使い始めているはずなので、私の環境か相手の環境にまだ Stain が利用できない状態なのかと思います。
続いてビデオ。
これはカメラをオンにすると出てくる項目ですね。
画面サイズとパケット関連、コーデックなどが表示されるようです。
(カメラをオフにしていたので値が出ませんでした。)
最後に画面共有。
項目が多いですが、基本はビデオと同じような内容となっています。
画面共有では共有したときに表示される送信、共有された画面を見ているときに表示される受信の 2 方向が記されていますね。
この画面共有ですが PowerPoint などの共有では値が表示されませんでした。
帯域を多く消費する動画という観点で表示非表示が決まるようです。
ここでは状態を見るだけになってしまいますが、通信がおかしいと感じたときはここを見ると、問題がこちらなのか、相手なのか判断が付けられそうです。
Web 会議の状況があまりよくない場合はこの画面で状況を見ておくことをお薦めします。
音楽:夜明け