Windows 10 の標準ブラウザーが Chromium 版 Edge となってから、 PWA アプリに接する機会が多くなっている気がしますが、 OneDrive for Business と Lists がそろって PWA 化されることが決まったようです。
PWA とは Progressive Web Apps の略で、 Web ページをアプリのように利用できるようにする技術です。
現在両アプリは PWA に非対応のため Edge の三点リーダーからアプリを選択してインストールはできるのですが、あくまでブラウザーのお気に入りに入れたのとさほど変化のない状態での提供となっています。
このような形で、タスクバーは OneDrive for Business に分かれるものの、本質はアドレスバーなどがない Edge といったテイストとなっています。
起動もアプリの中から開く形となります。
現在 Outlook は PWA 化されているためそちらと比較して見てみると、アドレスバーから PWA 化できるボタンが用意されているなど若干便利さが異なる感じでしょうか。
メッセージセンターの案内を読む限り、ピン留めができるようになる。というところが強調されているのですが、 PWA はローカルストレージなどの機能が利用できることも一つの利点のはずなので、そのうちオフライン利用ができるようになることを見越しているのかもしれません。
この機能、 2021 年 7 月から 8 月にかけて有効となっていくようです。
まだ”これからを見ていきたい機能”の一つですが、一歩一歩着実な実装を期待してみていきましょう。
音楽:Chemical Dance