タイトルが少し怖い感じですが、 FLAC ファイルのヘッダーが破損し、ファイル再生ができなくなるケースが報告されたため、次回以降の Windows Update で破損ファイルを作成しないようエクスプローラーのヘッダー変更機能が修正されそうという話です。
ちょっとわかりにくい表記になってしまいましたが、どうも一部の古い FLAC ファイルについて、以下の画面でプロパティを変更したときに再生ができなくなってしまうという問題があったようです。
修正のアナウンスは以下のトピックで行われていました。
再生不能になる=データを壊している。という見方ができるので少し強めのアナウンスが必要となりそうな内容ですね。
詳細は以下のトピックに記載されていたのですが、どうも ID3タグが付いていた場合に壊れるという内容のようです。
私の認識では FLAC のタグは ID3 ではないはずなので、そんなことあるのかな、、、とおもっていろいろと調べてみたのですが、どうも昔のエンコーダーの一部で ID3 タグをつけてしまうケースがあったようです。
要するに、元から FLAC に準拠していなかったファイルが破損するという感じですね。
ID3 タグが存在していても再生ができるアプリが多かったので、問題が気が付きにくかったのかと思います。
が、再生できなくなるのはさすがにいただけないので、ファイルを再生できるように修正するパッチが用意されたようです。
上記のトピックに PowerShell ソースがそのまま記載されています笑
これを見るとファイルの先頭が fLaC となるようにデータを書き換えているようです。そのため、タグ情報は一部壊れてしまうようですね。
Windows Update を適用してもおそらく再生できないファイルは再生できないままなので、必要に応じてこの PowerShell を実行しておく必要がありそうですね。
音楽:Warriors