とうとう SharePoint Online ライブラリからクラシックサイトの終焉が近づいてきたのかもしれません。
メッセージセンターにクラシックモダンを行き来するためのボタンをオフにする機能が案内されていました。
SharePoint リストの「従来の SharePoint の表示に戻す」「クラシック表示を終了」を表示させなくするというコマンドですね。
以下画像の左下に出ているリンクです。
この機能は以下の PowerShell コマンドで非表示にするというものになるようです。
Set-SPOTenant -DisableBackToClassic $true
表示するように戻すときは逆にする感じです。
Set-SPOTenant -DisableBackToClassic $false
モダンサイトができてからというもの、この機能をオフにしたいという要望はたびたび上がっているようなのですが、おそらくできなくなることが大きかったため、なかなか舵を切れなかったのではないかと推測されます。
この 2021 年 8 月に Internet Explorer での SharePoint Online へのサポートがなくなることでエクスプローラービューなどクラシックを必要とするケースが減るので行うことができるようになったのかと。
モダンライブラリは大量のデータでも速度低下が起きにくくなるなど利点が多いため、どんどん使うべきなので、ぜひ Internet Explorer 終了に合わせて設定しておきたいところです。この機能は 2021 年 5 月末には全体で利用できるようになるようです。
音楽:Child MYUNG