Windows10 Power Automate Desktop に関するライセンス条件が資料化されていました

Power Automate Desktop が Windows10 に内蔵される予定であるという話題が Ignite で発表されて以降、さまざまなところで反響が出ているようです。

このあたりの情報がまとまった資料がないかなーと探していたところ、以下のファイルにたどり着きました。

https://go.microsoft.com/fwlink/p/?linkid=2085130

このリンクをクリックすると Power Apps, Power Automate and Power Virtual Agents Licensing Guide - Mar 2021.pdf というファイルがダウンロードできます。

その中で Microsoft 365 ライセンスに含まれる機能がまとめられています。

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一部抜粋となりますが、こんな感じですね。

Power Automate Desktop は Desktop Flows として定義されています。
Windows 10 では Pro と Enterprise で利用できるようです。残念ながら Home は対象外のようです。この辺りは注意しておくのがよさそうです。

また、この PDF 内にはもう少し広範囲な話も出ています。
例えば、 RPA で使う場合の話で Unattended RPA add-on ライセンスがどのような機能を使えるのかなど、サマリーになっています。

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この表は Power Platform を検討するときにお世話になりそうな内容ですね。

実際 Power Automate Desktop を利用する場合は Power Automate から時間指定で呼び出すなどが現実的な用途になると思います。

その場合は  Attended desktop flows や Unattended desktop flows が必要になるので、 RPA 系の Power Automate プランの契約が必要となるという訳ですね。

Excel マクロのように利用するには Power Automate Desktop だけで行けるという使い分けとなるため、利用用途に合わせてライセンスを選んでいきましょう。

音楽:エウロペ