Windows10 において、サインイン周りは MFA や Windows Hello といった仕組みで高度な守りを行うことができます。
ただ、これらはサインインする前の防御策で、サインインした後は特に防御を意識しせずに利用を行っているかと思います。ただ、一般的にはサインインの後にはこまめにロックを行ってオペレートしていない状況での外部からの利用を防止するようにしていきますよね。
実はこの辺りも Windows10 では手が入っています。 Bluetooth を搭載したスマートフォンと連携し、スマートフォンが遠ざかったときにロックを行う動的ロックという機能が搭載されているのです。
今回はこの機能を紹介していきます。
設定アプリのアカウント - サインイン オプションにある動的ロックから設定を行えます。
これを利用すると Bluetooth の信号が途絶えてから 1 分でロックが行われるようになります。
これを活用すると会議などで席を外すときにロックを忘れても安心ですね。
このサインイン オプションのことは以下のページに記載があります。
この周りの機能の使い方が書いてあるので一度読んでみてください。
この動的ロックは Windows10 初期からあるため、個人利用では使っているケースもあると思いますが、まだまだ組織での利用はあまり見かけません。
組織でも有用な機能だと思うので、活用してもらいたいところですよね。
音楽:seed of life