Windows10 RDP 利用時の利用帯域幅が例示されていました

リモートワークを行う際に重要となってくるのが環境。
とりわけネットワークの環境は重要です。
ネットワークの利用量がどれだけ必要になるのかは中々算出が難しい個所の一つなのですが、以下の docs に例示されていました。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-desktop/rdp-bandwidth?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

RDP でのアクセスに必要なネットワーク帯域なのですが、 VDI での接続をイメージすると感覚がつかめるかと思います。
オンプレミスで VDI 環境を用意する場合、インターネットとの接点までは用意したクライアント PC の数に合わせた帯域が必要となってきます。

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動作がないとほとんど帯域は使わないのですが、動画を見るときは 1 万倍もの帯域が必要となってきます。

実際の利用ユースケースを意識し、どのレイヤーでの環境性を行うのかがかなり重要になりますね。

もともとこの資料は Windows Virtual Desktop 向けのものなのですが、細かな検討を行う時間やユースケースが思い浮かばない場合は Azure 上に構築し、インターネット経由でアクセスできるように構築するというのも一つの方法です。
そうすれば必要帯域は Azure 側に用意させることができます。

リモートワーク向けのネットワーク構築を行う時は Windows Virtual Desktop を使う、使わないにかかわらず、一読しておくことをお薦めします。

音楽:Sara