最近は Teams も IT 業界のみならず一般にも普及し、スマホアプリも活用して業務を効率化されている方は多いのではないでしょうか。
ここ数年はマイクロソフトも Teams の改修を常に上位のタスクとして扱ってきたため、どんどん機能が増えていっています。
その中で PC で Web 会議を開始しスマホアプリで引き継いで利用する機能が提供されているのですが、参加時にどういった引継ぎを行うかを選択する機能が新たに提供され始めていました。
通常、 PC で会議を開いた後スマホアプリを開くと上部に参加のボタンが表示されます。このボタンを押した後の動作が新に追加された形です。
押すとこのような形になり、デバイスの参加方法を選択するように促されます。
このデバイスを追加する。このデバイスに転送する。の 2 つが選択肢となっています。
このデバイスを追加するでは、複数台の Teams 端末を使って会議を行いたい時に利用します。 PC 側は共有された画面を見つつ、スマホ側ではチャットを見ながら音声を流す。というような使い方をするときはこれを選ぶ形です。
このデバイスに転送するは新しく追加された機能となり、 PC 側の会議が終了し、スマホアプリ側に引き継がれます。 PC のマイクの集音が悪く、スマホで入り直すというようなイメージの時に利用するのがこの機能ですね。
なお、この転送の場合は PC 側の会議が終了するため、この機能を活用して PC で始めた会議をスマホで終了させる。ということができるようになりました。
転送してから終了すれば、会議が終わります。
私が良くやってしまうのが、 VDI で Web 会議をはじめ、会議のレコーディングをオンにしたまま PC を閉じてしまう。という行為です。この場合は VDI 側の会議はずっと動き続けているので、また PC を起動しない限り会議を終了できないという問題があったのですが、この状態を強制終了できるようになったというわけです。
この機能が追加されたおかげで、無駄につけっぱなしになる会議がなくすことができるようになりました。
Teams ではほかにも様々な会議の機能が備わっています。
以下の docs にはそういった機能の使い方がたくさん書かれているため、ぜひ一度目を通しておくことをお薦めします。
Teams をうまく使いこなし、業務効率を高めていきましょう!
音楽:遠野