今週も Insider Dev Channel に新しい Build がリリースされています。
今回の Build は 20246 となります。偶数が続く良い番号ですね。
今回の更新ではブランチ名称が fe_release となっており、今までになかったタイプのリリースブランチに変わりました。
TH、RS、VB、MNに続き、 5 個目のリリース種別となります。
MNは正式な呼称は開示されていなかったと思いますが、巷ではマンガンとされていたので、元素記号的に隣にあたる鉄を指しているのかもしれませんね。
更新後は大きな変わりはなく、いつも通りのウォーターマークが表示され、バージョン名称も 2004 から変更されない状況のままでした。
そろそろバージョンは 20H2 ベースとしてもよいのではないかと思うのですが、 Insider Dev Channel はバージョンに依存しないものとして定義されたので変えにくいのかもしれません。
さて今回の更新は、どちらかというと巻き戻り更新となります。
今までのビルドで進んだものより前で派生したビルドになるようで、カレンダーや前回入ってきたばかりの、テーマに合わせた UWP アプリスプラッシュ(ダークモード対応)などが無くなったようです。
【カレンダーアプリはこのプレビューが無くなるのかと思います】
【スプラッシュは前回の白黒から青に戻りました】
今回の変更は、開発時のビルドブランチ変更を試すためだけのものらしいのですが、うまくいけば直線的だった Insider からのリリースがうまく並行していくことになるのかもしれません。
そのときは今の開発スピードが大きく変わってくるのではないかと。
最近は機能的に OS レベルで実装が必要なことが少なくなってきたからか、機能の追加はあまり多くなくなっているように思えます。
セキュリティなどの面が向上するのもよいのですが、その両面をこなしていくにはやはりブランチを増やした複数へ移行開発が必要なのでしょうね。
早いところこういったバックグラウンドの仕組みを整え、機能の充実に手をの売していってもらえるように頑張ってもらいたいですね!
音楽:OTTO