Internet Explorer 11 での基幹業務は Edge で引き続き動作させることができます

最近 Internet Explorer から自動的に Edge に遷移する機能の発表があったり、 Microsoft 365 にアクセスができなくなる等、 Internet Explorer への圧力が日に日に高まっていますが、いまだエンタープライズ領域ではクライアントインターフェースとして Internet Explorer が利用され続けています。

この最近の時世から考えると今後のクライアントインターフェースをどのようにしていけばよいのか迷ってしまうところですが、マイクロソフトから以下に画期的なアナウンスがなされていました。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/faq/internet-explorer-microsoft-edge?WT.mc_id=WDIT-MVP-5002496

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この図にあるように Edge でも Internet Explorer モードについては、サポートを恒久的に続けるということを明言しています。

Internet Explorer の機能の中でもほとんどのものは利用できると宣言されており、特に ActiveX コントロールがサポートされるという状況は、痒い所に手が届く感じが強いのではないでしょうか。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/DeployEdge/edge-ie-mode?WT.mc_id=WDIT-MVP-5002496

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どんどんと加速している Internet Explorer 終了に際してはエンタープライズ利用の扱いを決める必要が出てくるため、 Internet Explorer モードで直近を乗り切りつつアプリケーションのモダン化に取り組んでいくという方法が一つのプラクティスとなるような気がします。今のうちから Internet Explorer モードでのアプリ検証を進めておくといざ以降のタイミングになったときに素早い活動が行えそうですね!

音楽:lev low