皆さんは Defender と聞くと何を思い浮かべるでしょうか。
Defender といえば、コンピューターにセキュリティ機能を提供する Microsoft Defender を思い出してください。
Windows 7 のころに出たスパイウェア対策ツールの Windows Defender がどんどんパワーアップしてできたものです。アンチウィルスウェアを取り込み、現在では Windows だけでなく Mac や Linux 果ては Android と多方面で利用できるようになっています。
【Android 版は現在プレビュー版です】
様々な機能が登載されてきたからか Defender と聞いただけでは実態がわからないため、その実体を知らしめるためのデモサイトが用意されているのはご存知ですか?
このサイト、かなり面白い作りだったのでその一端を紹介したいとおもいます。
https://demo.wd.microsoft.com/?WT.mc_id=M365-MVP-5002496
このサイトでは Defender ATP (Advanced Threat Protection) を試してみることができるのです。様々なメニューが用意されていますが、今回は URL レピュテーション を見ていきましょう。
URL Reputation を押下すると利用できます。
その中でもいくつかカテゴリが分かれていますが、今回は Malware Page を選択します。
ちなみに URL レピュテーションとは過去にこのサイトに訪問した人がアクセスすると危険である。と判断したかを確認する機能です。統計的に複数のアクセス者が危険と判断したサイトは危ない可能性が高いため、それを知らしめてくれる機能となっています。
Defender ATP の Smart Screen 機能が適用されるブラウザでアクセスると以下のような真っ赤なページが表示されます。
詳しい情報のしたにある安全でないサイトへの移動を続けるを押すとその先のページに進むことができますが、基本この表示が出た時は幼いほうが良いでしょう。が、今回はデモサイトなのでアクセスしてみちゃいます。
すると、デモサイトである旨が記されたページに飛ばされました。
本当の攻撃ではなくてよかったです笑
本当はデモでもアクセスしない癖をつけるという意味でこういったことはやらないほうが良いのですが、このサイトは msft.net というマイクロソフトのサイトであるため、ある程度安全性が見えるからこそできる技ですね。
ちなみに URL の脇に表示される危険マークをクリックすると、、、
こんな風に何が問題なのか表示してくれます。
他にも、危険な状態が発生するとどうなるのかよくわかるデモが満載のサイトとなっています。
セキュリティに興味があればぜひ一度アクセスしてみることをお薦めします!
音楽:birden