新しい Microsoft Edge は Chromium というオープンソースのブラウザーをリファレンスとしていますが、リファレンスに搭載されている機能は動作するのか試してみました。具体的には以下 net-export の機能が使えるかです。
(たまたま検索していたら気になる機能を見つけたので動かしてみた次第です。)
アドレスバーに以下アドレスを入力してみましょう。
こんな形の Edge のインターフェースっぽくない画面が表示されました。
かなりシンプルですね。ネットワークトラフィックをキャプチャしてくれる機能のようです。 Windows 10 では netsh に trace コマンドがありますが、あちらは NIC 全体を対象にするのに対し、こちらはブラウジングに特化しています。範囲を特定したキャプチャを行いたいときに最適ですね。
利用するには Start Logging to Disk を押下するだけです。
すると json ファイルの保存ダイアログが出てくるので、保存先を設定すればキャプチャが開始されます。別タブで適当にブラウジングを行いましょう。
終わったら Stop Logging を押します。
キャプチャはこれで完了です。
この時点でファイルができていますが、解析するのは大変です。
そのときはビューワーを利用します。下段にある netlog_viewer を押しましょう。
押すと以下アドレスに遷移します。
ここで先ほどの Json ファイルを読み込むことができます。
様々な情報が表示されますが Events などを利用すると通信のログが表示されます。
デバッグにはこういった機能が使えるとかなりありがたいですね。
https://netlog-viewer.appspot.com/#import
ネットサーフィンの問題は原因究明が難しいことが多いです。
ぜひこういった機能を活用して、問題を解決に導いていきましょう!
音楽:Very little wishes