先週の Windows10 Insider Dev で取り込まれた DNS over Https を試してみたいと思います。
利用するサイトは 8.8.8.8 の Google DNS にしてみました。
設定アプリから Wi-Fi の設定を変更する方法で進めていきます。
設定自体は DNS 設定の編集画面から選択するだけですが、 8.8.8.8 を2か所に設定し、優先を 53 ポート、 代替を 443 ポートにするといった芸当は行えませんでした。
というわけで、今回は 8.8.8.8 の暗号化のみ( 443 ポート)にして検証です。
簡単に確認していきたいため nslookup を使って確認してみます。
その後、 netstat コマンドで 8.8.8.8 があるかを確認します。
8.8.8.8 はなかったのですが dns:https というそれっぽい値がありました。
おそらくこれですね。
もうちょい踏み込んで、リソースモニターでも確認してみます。
リソースモニター、ちょっとした確認するのにとても便利ですよね。
というわけでこちらからは 8.8.8.8 に 443 ポートで接続していることが見て取れました。
これ使うまで知らなかったのですが dns.google って DNS 名が割り当てられているのですね、、、
やっぱり DNS サーバーにも名前があると便利なのでしょう。 ActiveDirectory のように他者に名前解決をゆだねるようなケースでしょうか。
思ったよりも簡単に確認できてよかったのですが、これが一般に使われ始めると、もうネットワークは 80 / 443 ポートのみ利用できればなんでもできる時代になってきそうですね。
最近のネットワークは複雑化しすぎている気がするのでこの流れはとても歓迎できます。
ぜひこの流れ、進んでほしいところですね!
音楽:青い波頭