今週はマイクロソフトの年次イベントで Inspire というパートナーカンファレンスが催されていたのですが Windows 10 の開発の手は休むことを知りません。
今週も Dev チャネルに新たな Build が提供されていました。
今週はこれに合わせて Beta チャネルにも 20H2 に関する更新が配信中です。
20H2 についてはつい先日 Dev チャネルに来ていた PC 設定のコピー機能を筆頭に、いままでの Fast Slow の関係を延長した形に落ち着いているようです。ようするに、 Dev で提供された機能が 20H2 に乗ってきているというわけですね。
今後は大規模な構造変更によって順序の入れ替えなど、変わってくるかもしれませんが、今のところその予兆はないのかも知れません。
今回の 20175 は 20170 から出ていた AMD CPU 搭載機などの一部環境では提供されないという事象が発生していたようです。
以下アドレスに従い SoftwareDistribution\sls フォルダー内のファイルを削除すると直るようです。
SoftwareDistribution は Windows Update のキャッシュが入る場所ですが sls は何が入っているのでしょうか。ちょっと見てみたところ Update の各種設定が XML で書かれているようです。
ここの削除が必要ということは Update 関連に手が入ったのかもしれませんね。
今回、機能面では Edge の更新が説明されていました。
前回までに更新された Alt + Tab キーでの Edge タブの分離につづき、タスクバーにピン留めする機能が増えました。まだ Dev チャネルでの提供ですが、そのうちやってくること間違えなしですね。
そのほかアイコンの更新がまだまだ行われているようです。
今回は付箋と切り取り&スケッチが更新され始めているようですが、私の環境ではまだ付箋のみが更新されている状態でした。
ほか、 UWP アプリのリセットなど、ちょっと気になる機能も提供が始まったようです。
なんとなく Windows 10 の更新速度が上がってきましたね。
Windows 7 も EOS となり Edu 向け端末では ChromeBook の勢いが強い状況下、これからの戦略が重要なのかと思います。
どういった方向性になるか、楽しみにみていきたいですね!
音楽:ハイヒールラナウェイ