Exchange Online 電子情報開示の機能と一部の関連 PowerShell は 2020 年 10 月で EOS となります

最近、 Exchange Online 関連はあまりチェックしていなかったのですが、 Exchange 管理センターよりコンプライアンス管理を確認していたところ、電子情報開示が 2020 年 10 月 1 日以降、読み取り専用になるという記述がなされていました。

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ちょっと関連を追ってみたところ、 Search-Mailbox などいくつかの PowerShell コマンドレットは 2020 年 7 月 1 日より利用できなくなるようですね。

以下の docs にどういったコマンドが、いつから使えなくなるのか記載されているので、 Exchange の PowerShell を利用している方は一度目を通しておいた方がよいかもしれません。

https://docs.microsoft.com/en-us/microsoft-365/compliance/legacy-ediscovery-retirement?view=o365-worldwide

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基本は Search 系のコマンドレットとなっており、電子情報開示関連のものという感じですね。
ただ、 Exchange は EWS に関連し Basic 認証の EOS にあわせて新しいコマンドレットが出てきています。

https://mitomoha.hatenablog.com/entry/2020/06/11/022428

今年は Exchange 関連 PowerSehll の機能見直しを行っておいた方がよいかもしれませんね。

音楽:Olive wind