つい先日 Windows10 Pro エディションでも Active Directory 環境になければ自動的な配信が始まったようだという話をさせていただきましたが、早くも対象が拡大され、全体配信がスタートとなるようです。
このブログでは教育エディションとビジネスエディションと書かれていますが、おそらく Education と Enterprise のことを指すものかと思います。
除外される条件も記されていますが、 Windows Update for Business および WSUS を利用した環境は除外。となっています。
今まで Active Directory 環境および Azure Active Directory 環境、Windows Update for Business および WSUS の 4 パターンが記載された資料が大半だったはずですが、今回 AD 関係は記載されていません。
(たとえばこの辺り。。。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/deployedge/microsoft-edge-blocker-toolkit)
これは Active Directory 環境でも配布を始める。ということとも捉えられるのかと。
(ただし Windows Update for Business が対象外になっているため、 AD 利用の半数くらいは対象外の可能性が高いです。 AD を利用していて Update 制御を行っていない環境はあまり多くないと思いますので。)
まずは教育向けに 7 月 30 日の期限で更新が行われていくようです。
教育向けが先になる理由としては、アメリカなどの 9 月開始の教育課程向けのためとなるうようです。
Windows Defender SmartScreen や Windows Defender Application Guard などを使ってセキュアなインターネット利用を促していきたいとのこと。
確かにこの 2 つの機能はインターネット上の脅威からパソコンや個人情報を守ってくれるはずで、そういった管理が弱いであろう学生、学校をターゲットにしているのは理にかなったやり方に感じますね。
リリースからすでに半年、そろそろ一般にも多く出回ってくる時期になったのかと思います。この機会にもう一度どんな機能が使えるのか確認しておくとよいかもしれません。
音楽:Final Shore