Exchange Online PowerShell をファイルベースでインストールする方法

Microsoft 365 の PowerShell を利用していると、新しいマシンで利用する際に Install-Module を実施したくない時があります。
サーバーに PowerShellGet などを入れたくない時ですね。

この場合は一度モジュールをダウンロードしてから所定の場所へモジュールをコピーすることで、 nuget を利用せずにモジュールの導入を行えます。

以下のコマンドを実行すると、 PowerShell モジュールをダウンロードすることができます。※ここでは ExchangeOnlineManagement を C:\Data にダウンロードしています。

Save-Module -Name ExchangeOnlineManagement -Path C:\Data\

f:id:mohessu:20200611022411p:plain

コマンド実行後、数秒後に以下のようにダウンロードされてきます。

f:id:mohessu:20200611023030p:plain

ファイルは圧縮などされていない状態です。

f:id:mohessu:20200611023100p:plain

中身もプレーンですね。ダウンロード時は 3MB 弱だったのですが、ファイルは 14MB 近くまで増えています。

f:id:mohessu:20200611023116p:plain

利用するにはサーバーの以下フォルダーに親のフォルダーごと入れていきましょう。

C:\Program Files\WindowsPowerShell\Modules

f:id:mohessu:20200611023230p:plain

これでコマンドが利用できるようになります。

f:id:mohessu:20200611024040p:plain

ダウンロードには前提として以下のモジュールが必要となります。ダウンロードが終われば不要です。

PowerShellGet、PackageManagement

インストールの煩雑さを押さえたいときはこの方法を行ってみてください。

音楽:Rakuen~secret garden