Office365 Chromium版Edge上でTeamsの画面共有ができるようになりました

Teamsを利用されている方は、アプリ版を利用されている方が多いのではないかと思いますが、Web版のTeamsを利用されたことはありますか?

今まではWeb版を利用していると画面共有が行えないなどの制約があったのですが、いつの間にか画面共有も行えるようになっていました。

以下の画面のように、今のところPCの音声をリダイレクトするチェックがないため、アプリ版と同じように利用するというわけにはいきませんが、ここまであればWeb版でも会議を普通に使っていくことができるのではないかとおもいます。

f:id:mohessu:20191207121206p:plain

画面共有の種類は以下のように3タイプから選ぶことができました。
画面全体か、アプリケーション、またMicrosoft Edge タブという、ブラウザを共有対象にするという選択も提供されています。(Chromeで開いた場合はChromeタブとなっていました。芸が細かい!)

f:id:mohessu:20191207121317p:plain

ちゃんと起動しているアプリケーションはすべて選ぶことができました。

f:id:mohessu:20191207121351p:plain

Microsoft Edge タブはちょっと特殊な動作をするようです。

まず、タブとしてまとまっている必要はなさそうでした。
そして、Privateモードで立ち上げたプロセスも共有対象となっています。

f:id:mohessu:20191207121417p:plain

動作イメージとしては、タスクマネージャーでグループ化されたプロセスで画面を持っているものを選択できる感じでしょうか。ちなみにDevとCanaly、Beta間では別のものとして認識されるらしく、異なるタイプのものはタブとして表示されることはありませんでした。
もう少し詳細な動作が知りたい感じになりますね笑

f:id:mohessu:20191207172538p:plain

ちなみに簡易的にはブラウザごとの制限は以下を見ていくと最新状況がわかりますので、一読しておくことをお勧めします。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoftteams/limits-specifications-teams?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

また、Web版でのアクセスにあたっては、信頼済みサイトの設定をチェックしておきましょう。

設定の状態によりますが、以下のようにログインがループしてしまうケースがあります。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoftteams/troubleshoot/teams-sign-in/sign-in-loop?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

アプリ版のTeamsの最大の弱点はバージョンアップ時に配信されてしまうことなのかと思います。
Web版でもバージョンアップ時はキャッシュが更新されて色々ダウンロードされるとは思いますが、Proxyなどである程度は制御されるのかと思います。

この辺りをふまえ、どちらのクライアントを利用していくか、検討を行ってみてはいかがでしょうか。

音楽:Girls Rule