Windows10 19H2ですが、November 2019 Updateという愛称に決まったようです。
ところでWindows10はバージョン、開発中のコードネーム、愛称の3つが定められていることはご存知でしょうか。
バージョンは1909、コードネームは19H2、愛称はNovember 2019 Updateといった形ですね。
今までのバージョンと比べてみると以下のような形となります。
バージョン | コードネーム | 愛称 |
1507 | Threshold1 | |
1511 | Threshold2 | November Update |
1607 | Redstone1 | Anniversary Update |
1703 | Redstone2 | Creators Update |
1709 | Redstone3 | Fall Creators Update |
1803 | Redstone4 | April 2018 Update |
1809 | Redstone5 | October 2018 Update |
1903 | 19H1 | May 2019 Update |
1909 | 19H2 | November 2019 Update |
2003 | 20H1 |
Windows10のバージョンがこんがらかってきたときは、これを覚えておくとよいと思います。
ちなみにこの内容はWindows10 Insider Blogにて発信されていました。
ここでも述べられているように、19H2は1903の機能追加版の扱いとなっています。中身を変えずに外側のみを拡張しているということですね。
そのため、セキュリティ更新のパッケージは同一のものを利用しているようです。
リリース後は機能追加部分へのパッチもあることでしょうから、どこかで考え方は変わるかもしれませんが、1903で動作したアプリは1909ではほぼそのまま動くということになるのかと思われます。
そのため、1903は18362、1909は18363とビルド番号が1つ違うのみで、ドット以下の数値は今後同じになるとのことです。18362.418、18363.418といった具合に毎月バージョンアップしていくのですね。
だんだんと03、09という数値から離れていくWindows10のリリース時期ですが、来年もひと月ずつずれていくのかもしれませんね。
音楽:night owl