今種はWindows10 20H1向けのInsider 更新がまだリリースされてきていません。
実は先週分の内容がレポートできていなかったためちょうどよい感じなのですが、次期的にもいよいよ19H2を本格的にとりかかり始めているのかもしれません。
というわけで、先週リリースされていた20H1 Insider Preview 18956について、確認を行っていきたいと思います。
このリリースではネットワークとインターネットの設定について、更新が入っています。
ネットワークを右クリックしたときに表示される画面ですね。
ネットワークの状態が開くと、見慣れない、PropertiesとData usageの文字が。
他にもいくつか英語表記になっているところがあるようです。
プロパティは今までの画面と変わらず、接続の設定を変える画面に移動します。
このページでは無線利用時にかなり重宝する、従量課金接続としての設定も行うことができるので覚えておきましょう。
従量課金接続となっている場合、Windows Updateなどが自動では行われなくなり、ネットワーク帯域を節約することができます。
続いてData usage。
これはネットワークデータがどのように利用されているのか一目で見ることができる機能です。
どのアプリでどれだけネットーワークを利用していたのかは今までもみることができたと思いますが、新しいのはネットワークのアダプタごとに情報が出ることと、通信料の上限を設けられる項ができたことでしょうか。
上限については3つの方法から選ぶことができ、毎月の場合は月ごとに通信料の上限を決めることができるようです。
1回限りを選択すると、最大60日の間で後どれだけのデータをやり取りできるのか決められる模様。
無制限という項目もありますが、これは表記のリセットタイミングを決めるのに利用するようです。(リミット設定をオフにする役割もありそうですね)
それぞれ通信総量の設定になっており、上り/下りやアプリケーションごとの設定amでは出来なさそうなのですが、この可視化は次につながりそうですね。
クライアント側から流れたデータ量がわかるのはかなり斬新な感じがします。
他に、Show available networks、Network and Sharing Center、View hardware and connection propertiesが表示されていましたが、新規に思えるのは最後のプロパティのみのようです。
Show~は、無線SSIDを一覧表示する接続時の機能、Network~はネットワークと共有センターを開くボタンになっています。
【ネットワークと共有センター】
最後のView hardware and connection propertiesは、検出されたネットワークの基本設定を確認することができるページとなっています。IP、DNS、MTUなどを見て取ることができます。ネットワーク全体が一覧表記されているので、どのネットワークとつながっているのか一目でわかるのでこれは良いですね。
また、電卓にひと工夫が入ったようでした。
私は通常関数電卓を使っていたので最初わからなかったのですが、標準モードの場合、最前面に小さく表示させる機能が追加されていました。
「標準」のよこにあるアイコンをクリックしてみましょう。
するとサイズがミニ化され、最前面表示となりました。
関数電卓などその他のモードではこのボタンは出ないようですね。
特に電卓はほかのアプリと連動として、数値を転記するなどが多いためこの改修はありがたいですね。残念ながら一部のInsiderのみに展開されているようですので、まだ使えないという人は少し待ってみましょう。
音楽:心