昨日導入してみたWindows Terminalですが、再起動を行ったところうまくインストールが完了しました。
というわけで早速利用してみました。
まずはスタートメニューから起動してみます。
最初に起動しているのはPowerShell。
以下に通常のPowerShellを並べてみました。(左がPowerShell、右がWindows Terminalとなっています。)
大きな違いはないものの、フォントサイズがやや大きいでしょうか。
改行はかなり差があるように感じますね。
次に右クリックから管理者でログインしてみました。
左上の管理者マークは同様ですね。
続いてOffice365へ接続してみましょう。
Import-Module MSOnlineからのConnect-MsolServiceを動作させます。
これでログイン状態を作り出せますね。
MSOnlineの利用が初めての場合はInstall-Module MSOnlineでインストールから始めましょう。
インストールは管理者権限が必要となります。
ADAL対応なので、見慣れたログイン画面が表示されます。
自動化するとこの画面が出てこないようにしますが、手動実行時はよく見る画面になりますよね。
これで接続まで完了しました。
Get-MsolAccountSkuコマンドでライセンスの割り当て状況を確認してみます。
当たり前ですが、普通に利用できますね笑
次は右上の下矢印を見てましょう。このボタンを押すと各種メニューが表示されます。
まだPreviewということもあり、メニューが閉じる動作はちゃんと入っていないようでした。
メニューを出したまま画面サイズの変更などが行えました。
コマンドの中にSettingsというのがあったので押下してみました。
するとなんとjsonファイルを直接開くようなインターフェースとなっていました笑
まだUIが完成していないのですね。
中をざっと見ていくと、ショートカットの定義やなどがありますが、一番見ておきたいのはprofilesという項目でしょうか。
起動するコマンドライン、アイコンなどが規定されているようです。
試しにcommandlineの項目をnotepad.exeに変えたところ、該当するメニューを押下したらメモ帳を開くことができました。ただし別ウィンドウでの起動だったので、Windows Terminal対応プロセス専用の動作があるようです。
- nameがcmdのcommandlineをcmd.exeからnotepad.exeに変更します。
- 起動メニューよりcmdを選択します。
- メモ帳が別ウィンドウで開きました。
背景画像を変える項目もあると思うのですが、まだ項目は見つけられていません。
モジュール自体はgithubでの配布なので、おそらく読み込めば見つけられるのかなぁ。
ちなみにjsonファイルは以下フォルダに格納されていました。
C:\Users\UserName\AppData\Local\Packages\Microsoft.WindowsTerminal_8wekyb3d8bbwe\RoamingState
あとは通常のPowerShellやコマンドプロンプトにあるような設定画面が付いてくると面白みが増してきますよね。
まだまだ機能拡張はこれからだと思いますが、作業効率化には大いに役立ちそうな気配です。
音楽:妖精