Teamsにあたらな機能が追加されるようです。
セキュリティ関連の機能となり、指定したユーザー間での情報共有を禁止するためのものとなります。その名も情報障壁!
情報障壁というと耳慣れしない感じがとても強いですが、英字ではInformation Barriersということで情報にバリアを付けるという感じですね。確かに日本語訳すると情報障壁、、、
https://docs.microsoft.com/en-us/MicrosoftTeams/information-barriers-in-teams
この機能はユーザーの追加やチャットのリクエスト、会議などを制限することができます。
なんでも、金融業界ではこういった制限が重要となるケースがあるようです。
監査部門の情報が被監査部門に流れないようにするなどの措置を講ずることができるという感じでしょうか。
この機能を利用するには大きく2つ設定が必要となるようです。
1つはユーザーの検索ポリシーの有効化、もう1つは情報障壁機能の有効化です。
検索ポリシーはExchangeのアドレス帳ポリシーを利用するので、Exchange側を設定しておく必要があります。
そのうえで、Teamsの管理センターにある組織全体の設定 - Teamsの設定から名前で検索の設定項目をオンにします。
もう1つの設定は、Formsを利用した利用申請ですね。
以下のURLより申請可能です。
いくつか利用条件があり、それをクリアした場合のみ利用可能となります。
残念ながら50ユーザー以上のテナントが必要となるようで、私の環境では対象外でした。
もともとTeamsでは組織のほかユーザーとのコミュニケーションを促進するための機能ですが、こういった逆転したことも重要となるんですね。
あまり意識することがなかったので、この考え方は覚えておきたいところです。
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